転職する場合に、過去の転職回数が多いことを気にする人は多いものです。実際に明確な理由がなく転職を繰り返しているのであれば問題ありますが、きちんとした理由があれば気にする必要はありません。ただし、面接に向けてはそれなりの準備が必要です。
日本では、まだ転職回数が多いことを敬遠する企業も多いからです。実際にその理由がキャリアアップのためなのか、それとも単に根気がないからなのか分からないからです。採用人数が多い場合には応募数も多いので、事前に転職回数でふるい分けするケースもあります。そこで、どのような理由で職場を変えたのか説得力のあるアピールすることが必要です。
キャリアを積むためになぜ変わったのかを、どのように説明するのかを考えるわけです。ブラック企業であったためというのは、実際にブラック企業であったとしても避けた方が無難でしょう。同情してくれる企業もありますが、それは自己責任であると捉える企業もあります。
あくまでも、自分の経験にプラスになるような理由を考えることが大事です。そして実際に、どのようなスキルを高めてきたのかを根拠として添えることも忘れてはいけません。今までの職場の業種がバラバラであったとしても、そこにどのような一貫性があるのかを示せば大丈夫です。
あくまでも自分の意思で職場を選び、そして変わってきたことをアピールするのがポイントになります。自分なりにこれまでの経験を振り返って、どんなことを学んできたのかを把握することが必要です。